SNS集客は司法書士におすすめ!成果を上げるポイントやうまくいかないときの対処法を解説
SNSの利用者は年々増加しており、もはや日常生活の一部となっています。今や多くの司法書士が個人アカウントを持っている時代です。
しかし、せっかくアカウントを持っていても「どのように活用すれば集客につながるのか」わからない方も多いのではないでしょうか。
これからの集客では、SNSの活用が必須です。SNSを活用して新たな顧客を獲得し、事務所の成長につなげている方も少なくありません。
この記事では、SNS集客が司法書士の方におすすめな理由や成果を上げるポイントについて解説します。
SNS集客が司法書士におすすめな理由
スマートフォンの普及によってSNSの利用者は年々増加しており、いまや日々の生活に溶け込んだ存在となっています。
SNSを活用して集客を行う事業者も増えており、アカウントをビジネス目的で運用している企業も少なくありません。
司法書士業界でも例外ではなく、事務所のアカウントを用いて情報を発信し、認知を広げたり多数のフォロワーを獲得したりしているケースもあります。
「SNS運用をまだ行っていない」「活用することで期待できるメリットが知りたい」と感じている方は、SNS集客が司法書士におすすめな理由について見ていきましょう。
少ない予算で始められる
SNSアカウントの開設や運用には、ほとんどお金がかかりません。
SNSを利用すれば低予算でも、集客活動の成功へとつなげられるでしょう。
多くの人に見られる可能性のあるSNSとして、X(旧Twitter)やInstagramなどが挙げられます。
これらのSNSでアカウントを作成するのにお金はかからず、投稿や発信も基本的には無料です。
仮に有料広告を打ち出すとしても、テレビCMや新聞広告など従来の広告媒体に比べると、比較的少ない予算で始められるでしょう。
見込み顧客にピンポイントでアプローチができる
SNSなら司法書士のサービスを必要としている顧客に向けて、ピンポイントでアプローチし、自社のホームページへ誘導できます。
SNSではターゲティング設定ができるため、年齢や性別、興味関心などユーザーのパーソナル情報に合わせて広告を発信できます。
ユーザーの興味に沿って広告表示をすれば、見込み顧客に向けて効率よくアプローチが可能です。
司法書士のサービスを必要としていない層へむやみにアプローチしても、集客にはつながりません。
ピンポイントで顧客にアプローチをするためにも、SNSの活用は効率が良いでしょう。
競合の司法書士がまだ少ない
SNSの利用者は年々増加しているものの、司法書士業界全体で見ると、SNSを活用できている司法書士事務所はそれほど多くはありません。
SNSを活用している事務所が少ないということは、差別化が図れるということです。
競合の司法書士が少ないうちにSNSを活用して認知を図ることが顧客開拓につながるでしょう。
司法書士のサービスを必要としている方にとって、自社のホームページから得られる情報だけでなく、人柄や口コミなども気になるものです。
SNSを活用し、事務所の日常やお客様への想いを発信することで、より身近な存在として認識されやすくなります。
堅苦しいイメージを親しみやすい雰囲気に変えることで、より多くの方からの相談につながるでしょう。
司法書士が活用したいSNSの種類
SNSを活用して認知を図るためには、プラットホームの選択から始めなくてはいけません。
SNSにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
まずは最適なSNSプラットホームを見つけましょう。
Instagramは、写真や動画を使って視覚的に訴えることのできるSNSです。
司法書士がInstagramを使って発信する場合は、以下のようなコンテンツが良いでしょう。
- 相続や不動産登記などの専門性の高いコンテンツ
- 普段の仕事風景やオフィスの様子、自分の人間性がわかるようなコンテンツ
基本的には、フォロワーの役に立つような専門的な発信をしつつ、プライベートな一面も少し見せることで人間味あふれる印象を与えることができます。
司法書士の人柄がわかれば、見込み客は「この司法書士に相談してみよう」という気持ちになりやすくなります。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)を利用すれば、原則として全角140文字・半角280文字までの文章を投稿できます。
2023年7月に名称がTwitterからXへと変わり、「Xプレミアム」という有料サービスも始動しました。
Xプレミアムに登録すると、ポストの編集や25,000文字までの文章の投稿、身分証明書の確認を経て青色のバッジ(認証バッジ)が付与されます。
無料でもポストは可能ですが、事務所のアカウントを作る際には、アカウントの信頼性を現す青色のバッジ(認証バッジ)の取得はすべきでしょう。
X(旧Twitter)の主な利用者層は、20~40代です。
目に留まりやすいようコンパクトな文章を投稿して、見込み顧客にアプローチしてください。
ただし、X(旧Twitter)は投稿数が多く、ポストが流れてしまいやすい特徴があります。
投稿頻度を上げて、他社のポストに埋もれてしまわないよう注意が必要です。
Facebookは実名登録制のSNSです。
Facebookのアカウントを作る際には、基本的に実名を登録する必要があり、年齢・性別・居住地を入力する項目もあるため、これらの個人情報を元に精度の高い広告配信ができます。
ターゲットを細かく設定することで、顧客にピンポイントでアプローチしやすくなるでしょう。
Facebookの主な利用者層は、30〜50代です。
長文の投稿が可能なので、文字数の制限を気にせず発信できます。
ハッシュタグを用いて投稿への流入を増やしたり、文章に宣伝やPRを入れたりするのも良いでしょう。
ただし、投稿内容は全文表示されず、150文字程度しか見られません。
それ以降は「続きを読む」として省略されてしまうので、最初の150文字程の文章に顧客を引き込むような内容にすることがポイントです。
YouTube
YouTubeは、Google社によって運営されている動画の共有サービスです。
全世界の23億人以上が利用しており、ユーザー数が多いのも魅力の一つでしょう。
文字よりも動画のほうが見込み顧客に強い印象を与えられるだけでなく、動画に出演することにより人柄を見てもらいやすくなるため、安心感を与えられます。
YouTubeは10~70代までの幅広い層で見られており、多角的なアプローチが可能です。
たとえば、遺産相続や不動産登記など、専門的な法律知識を分かりやすく解説した動画を公開することで、事務所への問い合わせにつながる可能性が高まります。
また、すぐに問い合わせにつながらない場合でもYouTubeを通じて事務所の名前を知ってもらうことは、潜在顧客の興味を引きつけ、将来的な顧客獲得につながるでしょう。
YouTubeでアップロードする動画には、動画のコンセプトやアカウントの情報、事務所のホームページのURLなどの概要を記載できる概要欄が設けられています。
概要欄を埋めておくことで、見込み顧客を取り込みやすくなります。
司法書士がSNS集客で成果を上げるポイント
司法書士がSNS集客で成果を上げるために押さえておきたいポイントは、以下の通りです。
- 見込み顧客の属性を理解する
- 手を広げすぎず、自分に合ったSNSを活用する
- プロフィールを充実させる
- 定期的に情報発信をする
- ホームページも充実させる
これらの要点を抑えておくことで、スムーズな集客につながるでしょう。
見込み顧客の属性を理解する
ターゲット層が抱える悩みや求めているサービスや情報を把握しましょう。
見込み顧客の属性を理解することで、選択すべきSNSやコンテンツの内容を決めやすくなります。
SNSでは、投稿内容にユーザーから「いいね」が届きます。
いいね数はコンテンツに対するユーザーからの反応を示す指標です。
いいね数が多いということは、見込み顧客に関する情報分析ができているとも言い換えられます。
ポストした後は、必ずいいねの数やフォロワーの増減をチェックして、ユーザーのリアクションを確認しましょう。
また、ユーザーだけでなく競合他社の動向もチェックして自社の強みを把握し、発信内容に反映させることも重要です。
手を広げすぎず、自分に合ったSNSを活用する
SNSプラットホームは複数あり、それぞれに魅力的な特徴がありますが、あれもこれもと手を広げすぎてしまうと運用が疎かになるおそれがあります。
SNSを活用する際は、まずは自分に合ったプラットフォームを選び、小さなことから始めてみましょう。
たとえば、一つのプラットフォームで週に一回の投稿を目標にするなど、無理のない範囲からスタートすることが大切です。
そして、一定期間運用した後に、その効果をしっかりと分析します。
どの投稿に反応があったのか、どの時間に投稿すると効果的だったのかなど、具体的なデータに基づいて、自分の発信スタイルに合った最適な運用方法を確立していくことが理想的です。
プロフィールやホームページを充実させる
SNSアカウントの運用だけでなく、プロフィール欄の作り込みやホームページを充実させることも重要です。
SNSの主な役割は親しみや関心を持ってもらうことであり、司法書士の業務に関する正確な情報を知ってもらうには、事務所のホームページを閲覧してもらう必要があります。
投稿したコンテンツに興味を持ったユーザーがプロフィール欄に目を通し、ホームページにたどり着いた際に、充実した情報提供ができていないと顧客獲得にはつながりにくいでしょう。
事務所のホームページからの問い合わせを増やすためにも、まずはプロフィール欄を作り込むことが大切です。
信頼感を高めて、見込み顧客からの問い合わせへとつなげるための導線作りをしましょう。
ホームページを作る際には、目立つ場所に「無料相談」のボタンを設置して、アクセスした顧客が問い合わせしやすいような仕組みを整えておきます。
定期的に情報発信をする
SNSアカウントを作成したら、定期的な情報発信を心がけましょう。
どのSNSプラットホームを利用する場合でも、単にアカウントを作成するだけでは集客にはつながりません。
継続的に情報発信することでユーザーの目に留まりやすくなり、見込み顧客にアピールしやすくなります。
また、コンテンツが古いままだと、ユーザーの興味や関心を失う可能性が高まります。
定期的にコンテンツを更新し、ユーザーにとって有益な情報や知識を提供し続け、顧客の関心を維持しましょう。
SNS集客がうまくいかないときの対処法
SNSで運用を始めても、思うような結果が得られない場合もあります。
SNS集客がうまくいかないと感じたときに試したい対処法として、以下の方法があります。
- 競合のSNSを参考にする
- SNS運用代行会社に依頼する
それぞれ詳しく解説します。
競合のSNSを参考にする
うまくいっている競合のSNSを分析し、真似できそうな施策を試したり、参考にしたりしてみましょう。
集客に成功している司法書士には、集客のノウハウを書籍やSNSなどで発信しているケースもあります。
公開している施策を真似することで、集客率を高めるヒントが得られるかもしれません。
また、SNSのエンゲージメント率が高い企業の投稿時間にも注目してみましょう。
時間や曜日、どのくらいの頻度でポストしているのかも、エンゲージメント率に関係します。
自社アカウントの認知度を高めるために、あらゆる角度から競合のSNSを分析してみてください。
SNS運用代行会社に依頼する
SNS集客で思うような成果が出ない場合は、SNS運用代行会社に依頼するのも一つの方法です。
SNS運用代行会社は、集客に関する悩みや困りごとをヒアリングし、現状の課題を明確にします。
そして、最適なターゲット層を特定し、その層に響くような集客を提案・実行してくれます。
SNS運用を専門とするプロに任せることで、これまでSNS運用に費やしていた時間と労力を大幅に削減でき、集客の効率化につながるでしょう。
SNS集客ならドットアンドノード
SNSの利用はもはや日常となり、司法書士業界においても自社のサービスを広く知ってもらうための重要なツールとして注目されています。
司法書士事務所にとって、安定した経営のためには、新規顧客の獲得が不可欠です。従来の集客方法に加え、SNSを活用したマーケティングは、より多くの潜在顧客にアプローチできる有効な手段といえるでしょう。
しかし、多種多様なSNSのなかから、自社に合ったプラットフォームを選ぶことや効果的なコンテンツを継続的に発信することは容易ではありません。
そのようなときは、SNS運用代行サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ドットアンドノードでは、お客様の目標やターゲット層に合わせた最適なSNS戦略を立案し、効果的な運用を行います。SNSマーケティングに関する深い知識と経験を持つプロが、事務所の集客をサポートします。
「SNS集客をもっと効率的に進めたい」「手間をかけずに集客したい」とお考えなら、ぜひドットアンドノードまでご相談ください。