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司法書士の独立に最適な年齢とは?年代別のメリット・デメリットや準備すべきことを解説

司法書士としてキャリアを築いていくなかで、「いつかは独立したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、「何歳で独立するのがベストなのか?」と悩むことも少なくありません。

司法書士が独立する年齢はそれぞれの経験値などによって異なりますが、年齢によって得られるメリットや直面しやすい課題には違いがあります。

この記事では、司法書士の独立に最適な年齢について詳しく解説します。

司法書士の年齢制限と平均年齢

まずは司法書士の年齢について、年齢制限や平均年齢など、基本的な情報を見ていきましょう。

年齢制限

司法書士には、年齢制限はありません。

司法書士試験に合格しさえすれば、何歳でも司法書士になることができます。

そのため、司法書士試験受験者の年齢層は幅広く、10代後半で挑戦する人もいれば、50代で受験する人もいます。

年齢制限がないからこそ、「合格後にどのように司法書士として成功を目指していくか」「独立開業するならどのタイミングで行うか」といったことを考えて適切なタイミングを見極めることが重要です。

司法書士試験合格者の平均年齢

最新の令和6年度の司法書士試験合格者の平均年齢は41歳で、例年30代から40代が合格者の約6割程度を占めています。

大学卒業後すぐに司法書士を目指す人だけではなく、社会人経験を経た後にキャリアチェンジで司法書士試験に挑戦する人が多いことが受験者自体の年齢層を上げていることが大きな理由となっています。

現役司法書士の平均年齢

現役で司法書士をしている人の平均年齢は50歳前後です。

司法書士試験合格者の平均年齢自体が40歳前後と、高めであることに加え、ベテランの司法書士が長く続けている傾向にあるため、平均年齢も比較的高めになっています。

試験に合格してもすぐに独立する人は少ないので、自分の司法書士事務所を持っている人の年齢はより高くなる傾向にあります。

なお、司法書士試験自体の難易度が高く、合格までに時間がかかることも関係しているので、若いからといって司法書士になるのに何か不利なことがあるというわけでは決してありません。

既存事務所で積む実務経験年数の目安

司法書士試験に合格した後、司法書士として独立開業する前に、既存の司法書士事務所に勤務して実務経験を積むことが一般的ですが、具体的にどれくらいの期間働くかは人それぞれです。

一般的に3〜5年程度の実務経験を積んでから独立する人が多い一方で、1年未満で独立する人も存在します。

実務経験を積むメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • さまざまな案件を実務を通して学べる
  • 依頼者の対応や手続きの一連の流れを把握できる
  • 他の司法書士との繋がりを作り、人脈を構築できる
  • 安定した収入を得ながら、開業資金を準備できる

短期間で独立開業を目指す場合、実務経験の不足を補うために、研修や勉強会に積極的に参加したり、先輩司法書士と交流を深めたりしながら勤務外で学びを得たりすることが重要です。

司法書士が独立する年齢ごとのメリット

司法書士が独立する年齢は、人によってさまざまですが、独立する年代によってそれぞれ強みがあります。

  • 30代までに独立するメリット
  • 40代で独立するメリット
  • 50代以降で独立するメリット

司法書士が独立する年齢ごとのメリットを解説していきます。

30代までに独立するメリット

30代までに独立するメリットは、下記のとおりです。

  • 長期的なキャリアを築きやすい
  • 体力があるので業務量をこなせる
  • ITを活用するなど、新しいツールに適応しやすい
  • 経営者や他士業従事者と新しく関係を構築しやすい
  • 万が一失敗しても再チャレンジしやすい

30代までに独立する大きなメリットは、長期的なキャリアを築けるという点です。

若いうちに事務所を持つことで、現役人生のなかでより多くの実績を積むことができます。

たとえば、司法書士試験合格者の平均年齢の40歳になったとき、すでにある程度の実務を経験できていることになるので、同年代のライバルよりも実績という点で優位に立てるでしょう。

また、体力や気力があるため、業務量をこなしやすいことやIT活用に対応しやすいことも大きな強みです。

40代で独立するメリット

40代で独立するメリットは、下記のとおりです。

  • 社会経験が豊富でスキルがある
  • 既存の人脈を活かせる可能性がある
  • 経済基盤が整っていて安定してスタートしやすい
  • 専門性を明確にできる

40代で独立するメリットの一つとして、社会経験が豊富で経験や人脈を活かせるということが挙げられます。

司法書士として既存事務所で実務経験を長く積んでいた場合は、経験がそのまま活かせるのはもちろん、自分の得意分野も分かっているはずなので、専門性を明確にできる点も大きな強みです。

また、司法書士以外の業界での経験がある場合、ほかの司法書士との差別化につながるので、存分に活かしましょう。

50代以降で独立するメリット

50代以降で独立するメリットは、下記のとおりです。

  • 圧倒的な実務経験と専門知識がある
  • 信頼度が高いので顧客獲得につながりやすい
  • 人脈を活かして紹介案件を得やすい
  • 資金的に余裕があり、安定した生活が送れる
  • 自分のペースで働くことができる

50代以降で独立するメリットとして、経験にもとに信頼度が増すことによって顧客の獲得がしやすい点が挙げられます。

これまでの人生経験のなかで気づいてきた人脈から、独立後の紹介案件につながることも少なくないので、安定した経営ができるというのもメリットです。

独立開業することで、自分のペースで働くことができるようになり、長く働ける環境を整えてセカンドキャリアを築けるので、仕事と私生活との両立という観点で、50代から独立するというのも良いでしょう。

司法書士が独立する年齢ごとのデメリット

司法書士の独立には、年代によって異なるデメリットやリスクが伴うこともあります。

  • 30代までに独立するデメリット
  • 40代で独立するデメリット
  • 50代以降で独立するデメリット

それぞれのデメリットを順に見ていきましょう。

30代までに独立するデメリット

30代までに独立するデメリットは、下記のとおりです。

  • 実務経験や知識が不足しやすい
  • 人脈が築けていないので紹介での顧客獲得が難しい
  • 資金面での不安がある
  • 経営スキルが乏しい

30代で独立する場合の大きなデメリットは、実務経験と知識が不足しやすいことです。

司法書士試験に合格した段階では、実際に取り扱う業務に対する知識が少ないので、実務を通して経験を積みながら学んでいく部分が多くなります。

実務経験が十分でないうちに独立した場合は、専門的な案件に対応しきれるかという不安が残ります。

また、若いうちは十分な貯蓄がないケースも多いので、資金繰りという点で苦しむ可能性がある点にも注意が必要です。

事務所の運営・経営スキルが未熟であることも自覚し、資金管理などが後回しになってしまわないように業務とのバランスを取りながら運営していきましょう。

40代で独立するデメリット

40代で独立するデメリットとして、下記のような内容が挙げられます。

  • 体力的な不安がある
  • 競争が激しい40代で新規開業をするリスクがある

司法書士として独立を目指す人が多い40代は、競争が激しい年代といえます。

そのなかで新たに開業する場合は、競合との差別化を図る必要があります。

一方で、業務量をこなす体力面に不安を感じることがある点は、この年代ならではのデメリットといえるでしょう。

そうはいっても、独立を選ぶ人が多い年代であることからもわかるように、40代での独立は経験・資金・人脈の面でバランスが取りやすく、チャンスも多い時期です。

数多くいるライバルと差別化ができるよう、戦略を十分に練って独立開業に臨むと良いでしょう。

50代以降で独立するデメリット

50代以降で独立開業するデメリットは、下記のとおりです。

  • 体力的に業務負担過多になりやすい
  • ITの活用に慣れていない場合がある
  • 場合によっては新規顧客の獲得に苦戦する
  • 開業資金(初期投資)の回収率が悪い

50代以降の独立開業では、体力や気力の衰えが特に懸念されます。

独立開業時は、司法書士としての業務以外にもこなさなければならないことが多く、長時間労働になりやすいので、負担を感じる可能性があります。

また、開業時までに築いてきた人脈が開業後も活かせるものの、実際にそれが依頼につながるかというと、そうではないことも頭に入れておかなければなりません。

その年代で独立開業する場合でも、メリットとデメリットはあるので、それぞれを把握してよく検討したうえで、自分にとって良いタイミングでの独立を目指しましょう。

司法書士が独立するまでに実務経験で身につけるべきこと

司法書士試験に合格した後は、独立開業するまでに既存の司法書士事務所で実務経験を積むことが望ましいです。

実際に司法書士として独立開業するのに適した年齢は人それぞれですが、その年代で独立する場合も、必要なスキルと知識をしっかりと身につけることが成功のポイントとなります。

具体的に、実務経験で身につけるべきこととして下記のような内容が挙げられます。

  • 主要業務の経験を積む
  • 幅広い案件に触れて対応力を身につける
  • 他士業と連携し、人脈の活かし方を知る
  • 事務所を運営するための一連の流れを理解する

それぞれを順を追って解説していきます。

主要業務の経験を積む

大前提として、主要業務の経験を十分に積んでおくことが重要です。

特に、不動産登記や商業登記などは、司法書士が取り扱う案件の中でも基本的な業務なので、確実に習得しておくことが求められます。

また、相続や成年後見の分野は、今後さらに需要が高まることが見込まれるので、これらの業務について知識や経験を積んでおくことで、長期的に大きな強みとなるでしょう。

司法書士業務は書類作成や手続きに正確さが必要不可欠です。

迅速かつ正確な業務遂行スキルを身につけられるよう、先輩司法書士の技を学ぶことが重要です。

幅広い案件に触れて対応力を身につける

定型的な業務ばかりをこなしていると、独立後に予想外の案件に直面した際、適切に対応できないリスクがあります。

勤務司法書士として事務所に在籍している間は、周囲に経験豊富な同僚や先輩がいる環境です。

こうした機会を活かし、積極的に幅広い業務に関わることで、実践的な対応力を養っておくことが大切です。

司法書士として独立開業したら、最終的には自分で全ての責任を負う立場になるので、どのようなケースにも冷静に対応できる力を身につけておきましょう。

また、司法書士は依頼者との信頼関係が重要です。

さまざまな顧客と接するなかで、ヒアリングや提案ができるコミュニケーション能力を磨くことも大切です。

他士業と連携し、人脈の活かし方を知る

司法書士業務をこなすうえで、弁護士や税理士、行政書士といった士業との連携は重要な役割を持っています。

そのためにも、勤務している間に他士業とどのように連携して業務を進めているのか、その実務的な流れを理解しておくことが重要です。

他士業との信頼関係を築き、人脈を広げておくことが将来的に大きな財産になります。

事務所を運営するための一連の流れを理解する

司法書士として独立開業する際には、専門知識や実務能力だけでなく、経営者としての視点も不可欠です。

事務所運営に必要な経理や会計の知識を理解したり、集客や営業の方法を身につけたりなど、事務所を実際に運営していくうえで必要なノウハウを知っておくことも大切です。

スケジュール管理や業務を効率的にこなしていくためのスキルも重要なので、積極的に学んでおきましょう。

司法書士が年齢に関係なく独立を成功させるポイント

司法書士の独立を成功させるためには、年齢そのものは関係なく、独立開業に至るまでの準備や戦略が重要です。

具体的には、以下のポイントを押さえる必要があります。

  • 実務経験のなかで必要な知識や経験を身につける
  • 事業計画と資金計画を立てる
  • 事務所の立地を確認し、物件を確保する
  • Web集客を活用する

それぞれ詳しく解説します。

実務経験のなかで必要な知識や経験を身につける

司法書士として実務経験のなかで、必要な知識や経験を身につけることが必要不可欠です。

司法書士試験に合格しただけでは、事務所を円滑に運営していくためのスキルやノウハウとしては不十分です。

実際の案件に触れながら知識、経験と対応力を身につけておきましょう。

また、先輩司法書士と良好な関係を築き、何か困ったことがあったら相談できる環境を作っておくことや、他士業との人脈を広げて紹介の機会をえらら絵るようにしておくことをおすすめします。

事業計画と資金計画を立てる

司法書士が独立開業をするには開業資金が必要になります。

立地や条件によっても異なりますが、最低でも100万円程度は準備しておくことが望ましいです。

また、独立開業してからしばらくの間は、売上が安定しないことが想定されるので、運転資金を確保しておくことも重要です。

開業準備の期間に、事業計画と資金計画をしっかりと立てて、資金面に不安が残らない状態で事務所をスタートしましょう。

事務所の立地を確認し、物件を確保する

司法書士事務所の立地選びは、重要なポイントの一つなので、慎重に立地と周辺の司法書士事情の調査が必要です。

適切な場所に事務所を構えることで集客率や業務効率の向上につながります。

物件を選ぶ際には、賃料と利便性のバランスが取れているかどうかをよく考え、費用的に無理のない範囲で決定しましょう。

Web集客を活用する

司法書士の独立開業をうまく軌道に乗せるために、Web集客の活用は必要不可欠です。

特に、独立して間もないころは、紹介で得られる顧客が少ない傾向にあるので、Web集客に力を入れ、広範囲から効率よく新規顧客を獲得することを意識しましょう。

ただし、Web集客は専門知識が求められるため、SEO対策や広告運用を独学で行うのは難しい場合もあります。

独立開業時には本業に時間をかけるべきであることも考慮し、Webマーケティングのプロに依頼することも一つの選択肢です。

自分にとって最適な年齢を見極めて司法書士として独立しよう

この記事では、司法書士が独立開業する年齢について解説しました。

司法書士の独立開業は、年齢よりも自分にとってベストなタイミングを見極めることが大切であるということが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

また、独立開業を成功に導くためには、年代に関係なく準備と対策が必要不可欠です。

特にWeb集客は、事務所の成長に直結する重要な要素ですが、独学で運用するのはかなり難しい面があります。

Web集客をプロに依頼することで、より効率的かつ効果的に集客が実現でき、経営を安定させることができるでしょう。

ドットアンドノードは、司法書士向けのWeb集客支援に特化しており、HP制作やWeb広告運用はもちろん、集客につながる施策を総合的にサポートします。

独立開業時の集客でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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