WordPress で E-E-A-T を強化する完全手順|著者プロフィール・Author JSON-LD・専門性証明【2026年版】
「E-E-A-T が重要と聞くけど、具体的に WordPress で何を実装すればいいかわからない」――そんな中小企業 Web 担当者向けに、本記事では 2026 年に Google が評価する E-E-A-T を WordPress で強化する具体的な実装手順 を解説します。
ドットアンドノードでは、自社サイトでこれらの施策を実装した結果、1〜3 位獲得キーワード 7,000 超え・60 媒体以上のメディア掲載 を実現しました。本記事では子テーマの実コードも一部公開します。
E-E-A-T とは(2022年→2023年Experience追加の経緯)
E-E-A-T は、Google の検索品質評価ガイドラインで定義されている、コンテンツ品質の 4 つの評価軸です。
| 略 | 英語 | 日本語 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|
| E | Experience | 経験 | 著者自身が体験したか |
| E | Expertise | 専門性 | その分野の専門家か |
| A | Authoritativeness | 権威性 | 業界で認められているか |
| T | Trust | 信頼性 | サイト・情報源は信頼できるか |
もともと「E-A-T」だったところに、2022 年 12 月に最初の E(Experience)が追加 されて E-E-A-T になりました。これは「ChatGPT 等の AI が大量の文章を生成できるようになった時代に、実体験のあるコンテンツ を Google が評価したい」という意図の表れです。
なぜ中小企業サイトで E-E-A-T が重要なのか
大手メディアや専門サイトに比べて、中小企業サイトは「権威性」で不利になりがちです。しかし、E-E-A-T には 中小企業ならではの強み があります:
- 経験(Experience) :実際の支援実績・顧客対応経験は、現場の中小企業のほうが豊富
- 専門性(Expertise) :地域密着・業界特化なら大手より深い専門性を発揮できる
- 権威性(Authoritativeness) :受賞歴・メディア掲載・登壇実績の整備で補える
- 信頼性(Trust) :会社概要・運営者情報・連絡先の明示で十分対応可能
つまり、正しく整備すれば中小企業サイトでも E-E-A-T を強化できる ということです。
著者プロフィールの作り方(顔写真・経歴・資格・SNS)
E-E-A-T 強化の 最重要施策が著者プロフィール です。具体的に含めるべき要素は以下の通り:
必須要素
- 顔写真(本人と確認できる、できれば笑顔)
- 氏名(フルネーム)
- 肩書(代表取締役/編集長/○○コンサルタント など)
- 専門分野(具体的に:「中小企業のSEO対策専門 10 年」など)
- 経歴(業界経験年数・前職)
- 保有資格(業務関連の国家資格・認定資格)
加点要素
- メディア掲載歴(実名で具体的な媒体名)
- 登壇実績(セミナー・カンファレンス名)
- 書籍・寄稿(タイトルと出版社)
- 受賞歴(公的賞・業界賞)
- SNS 公式アカウント(X・LinkedIn・YouTube 等)
NG な著者プロフィール
- 「○○編集部」だけで個人名がない
- イラストや汎用アバター画像
- 肩書だけで経歴・実績の具体性がない
- SNS / 連絡先が一切ない
著者プロフィールは 記事末尾だけでなく、専用ページ(/author/yamada-taro/)も用意 すると Google が著者を識別しやすくなります。
Author JSON-LD の実装(コードサンプル)
著者プロフィールを構造化データ(JSON-LD)として埋め込むことで、Google が著者情報を機械的に理解できます。
WordPress の functions.php に以下を追加します(子テーマ推奨):
add_action('wp_head', 'dan_inject_author_jsonld');
function dan_inject_author_jsonld() {
if (!is_singular('post')) return;
$author_id = get_the_author_meta('ID');
$author_name = get_the_author_meta('display_name', $author_id);
$author_desc = get_the_author_meta('description', $author_id);
$author_url = get_author_posts_url($author_id);
$author_image = get_avatar_url($author_id, ['size' => 400]);
$schema = [
'@context' => 'https://schema.org',
'@type' => 'Person',
'name' => $author_name,
'description' => $author_desc,
'url' => $author_url,
'image' => $author_image,
'jobTitle' => '代表取締役',
'worksFor' => [
'@type' => 'Organization',
'name' => '株式会社○○',
'url' => home_url(),
],
'sameAs' => [
'https://twitter.com/your_account',
'https://www.linkedin.com/in/your_account',
],
];
echo '<script type="application/ld+json">';
echo wp_json_encode($schema, JSON_UNESCAPED_SLASHES | JSON_UNESCAPED_UNICODE);
echo '</script>';
}
実装後、Google の リッチリザルトテスト で Person schema が検出されることを確認してください。
専門性の証明:メディア掲載・登壇・受賞の明記
著者・運営者の 専門性を客観的に証明 するため、以下のページを整備します:
1. メディア掲載歴ページ
会社概要 / 著者プロフィールに、メディア掲載歴を 媒体名・掲載日・記事タイトル・リンク(あれば) とともに掲載:
- @DIME(2024/4/15)「中小企業 SEO のはじめ方」
- All About(2024/6/20)「2024 年に注目される AI 検索」
- 東洋経済オンライン(2024/9/3)「中小企業の DX 事例」
2. 登壇・セミナー実績ページ
- 静岡商工会議所主催 SEO セミナー(2024/10)登壇者:稲垣達也
- 中小企業庁主催 デジタル化推進セミナー(2025/2)パネリスト
3. 受賞・認定実績ページ
- Google 広告認定パートナー(2024 年認定)
- 中小企業診断士会 推薦業者(2024 年認定)
これらをすべてサイト内に 検索エンジンが読み取れる形(HTML テキスト) で明示することが重要です。画像で済ませると Google が認識できません。
信頼性の証明:会社概要・連絡先・プライバシーポリシー
Trust(信頼性) の評価は、以下の基本ページが整備されていることが前提です:
必須ページ
| ページ | 内容 | URL 例 |
|---|---|---|
| 会社概要 | 法人名・住所・電話番号・代表者・設立日 | /company/ |
| お問い合わせ | フォーム + 電話 + メール | /contact/ |
| プライバシーポリシー | 個人情報の取り扱い | /privacy/ |
| 特定商取引法 | EC サイトの場合は必須 | /tokushoho/ |
加点要素
- Google マップ埋め込み(実在オフィスの証明)
- GMO ヤマト等の電話本人確認済み法人マーク
- SSL 証明書(HTTPS 化)
- 法人番号・古物商許可番号等の登録番号明記
WordPress 子テーマでの実装例(dot-node.com の実コード抜粋)
ドットアンドノードでは、子テーマの functions.php で 記事末尾に著者プロフィールカード を動的注入しています。実コードの一部を以下に公開します:
// 著者プロフィールカード自動注入
add_filter('the_content', 'dan_inject_author_card');
function dan_inject_author_card($content) {
if (!is_singular('post') || !in_the_loop() || !is_main_query()) {
return $content;
}
$author_id = get_the_author_meta('ID');
$name = get_the_author_meta('display_name', $author_id);
$bio = get_the_author_meta('description', $author_id);
$url = get_author_posts_url($author_id);
$img = get_avatar_url($author_id, ['size' => 200]);
// カテゴリで肩書を自動切替
$cats = wp_get_post_categories(get_the_ID());
$job = '中小企業 Web 集客コンサルタント';
if (in_array(7, $cats)) { // 司法書士カテゴリ
$job = '司法書士 Web 集客 専門コンサルタント';
}
$card = sprintf(
'<div class="dan-author-box">
<img src="%s" alt="%s" class="dan-author-photo" width="80" height="80">
<div class="dan-author-text">
<p class="dan-author-name"><a href="%s">%s</a></p>
<p class="dan-author-job">%s</p>
<p class="dan-author-bio">%s</p>
</div>
</div>',
esc_url($img), esc_attr($name), esc_url($url),
esc_html($name), esc_html($job), esc_html($bio)
);
return $content . $card;
}
このコードを子テーマ functions.php に追加することで、すべての投稿記事末尾に著者プロフィールカードが自動表示 されるようになります。
まとめ
E-E-A-T 強化は、検索順位だけでなく AI 検索(ChatGPT/Claude/Gemini)の引用率 にも直結する重要施策です。中小企業サイトでもやるべきことは明確:
- 著者プロフィール:顔写真+氏名+経歴+資格+メディア掲載歴 を整備
- Author JSON-LD:functions.php で構造化データ実装
- 専門性証明:メディア掲載・登壇・受賞を HTML テキストで明記
- 信頼性確保:会社概要・お問い合わせ・プライバシーポリシー整備
- 継続更新:著者の最新実績を 3 ヶ月に 1 度は更新
これらを 3 ヶ月で実装するだけで、検索順位と AI 引用率の両方で大きな改善が期待できます。
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